基隆入港の朝
いよいよ、台湾・基隆に到着です。
早朝のデッキから眺めると、小さな案内船(パイロットボート)がMSCベリッシマを先導しながら巨大な船体をゆっくりと港へ誘導していく様子が見えました。ツアーに申し込んだ乗客たちが急いで下船していく中、私たちはゆっくり準備。なぜなら、この日は特別なガイドが待っていたから。

台北からサプライズ!台湾の友人が通訳ガイドに
実は台北に住む友人が、わざわざ会社を休んで基隆まで来てくれていたのです。

この友人とは2023年のロンドン一人旅で知り合ったご縁(ロンドン旅についてはまたいつか書きます!)。なんとこのクルーズの一週間前には日本に遊びに来てくれて、私の家にホームステイしていたばかり。そして今度は台湾で再会という、なんとも不思議で嬉しい縁が続いています。
私は中国語がまったくできないので、これ以上心強いガイドはいません。基隆の街をくまなく案内してくれました。本当にありがとう!

12月だったので、台湾ももれなくw至る所にクリスマスツリーがありました。

台湾、基隆の街。台湾の懐かしい雰囲気が・・・(もちろん基隆は初めてですが)
まずはタピオカで台湾気分
友人と合流する前にさっそく台湾といえばのタピオカミルクティへ。日本にもタピオカの店はいくつもありますが、この店はどうでしょうか?日本ではあまり飲んだことがないので詳しくないのですが、せっかくの記念に日本ではなさそうな味をチョイス。ウーロンレモンティのような、ちょっと不思議でさっぱりした一杯。これが意外においしい!旅先ならではの冒険でした。



なんとカップがシナモロール。台湾でもサンリオは人気ですね。
💆 台湾シャンプー体験:リピート確定の気持ちよさ
友人と合流して真っ先に向かったのは…美容院!

幸運にも日本のYoutuberさんのYoutubeにも出ていたお姉さんに接客してもらえました。
事前にYouTubeでリサーチして気になっていた**「台湾シャンプー」**。通常のシャンプー台ではなく椅子に座ったままシャンプーをしてもらいながら、頭皮マッサージをしてくれるというもの。なんと、台湾人の友人も知らなかったし、友人の台湾人生徒たちも知らなかったとか(笑)。もしかして観光客向けのサービスなのかもしれません。
毛穴を広げる薬剤を使いながら、力強くて丁寧なマッサージで頭皮をほぐしてもらうと、シャンプー後は頭がすっきり爽快。MSCベリッシマでの夜通しダンスの疲れも一緒に洗い流してもらいました(笑)。
ひとつ注意点として、こちらの美容院は日本語も英語も通じませんでした。台湾の友人がいたからこそスムーズにオーダーできましたが、一人や日本語しか話せない場合は翻訳アプリ必須です。それでも、受ける価値は十分あり。日本にあったら毎月通いたいくらいの気持ちよさでした。
📍 At International Hair Salon 🔗 https://maps.app.goo.gl/8ZjDor1UWxXtbruz5
※日本語・英語不可。翻訳アプリ持参がおすすめです!

仕上がり、超超サラサラヘア。台湾に行ったらまた行くと思います。
🦪 基隆夜市エリアで港町グルメを堪能
少し早い時間でしたが、基隆夜市エリアへ。友人がわざわざ基隆ならではの屋台料理を事前にリサーチしてくれていました。普段あまり食べ歩きをしない子なのに、私のために調べてくれたと聞いて感激。

港町ならではの牡蠣料理、体に染み渡るカニスープ、YouTubeやブログでも話題の健康サンドイッチをみんなでシェアしながらひとくちずつ。どれも「これが基隆の味か!」と感動する美味しさでした。




健康サンドイッチという名のサンドイッチ。揚げパンにレタスやトマト、ピータンのような台湾でよくコンビニに売っている茶色のゆで卵。コンデンスミルクのような甘めのマヨネーズ。ポークソーセージ。周りが揚げたてのパンでカリカリクリスピーで仲がふわふわ、とてもおいしい日本にない味でした。
⛩️ 歴史を歩く:忠烈祠と日本統治時代の面影

お腹を満たしてから基隆の街をさらに散策。向かったのは中正公園の高台にある忠烈祠。台湾の戦没者(烈士)を祀る慰霊施設ですが、実はここには深い歴史があります。

日本統治時代、この場所には基隆神社がありました。現在の忠烈祠はその跡地に建てられており、今も日本式の石段がそのまま残っています。石段を上りながら「確かに日本のお社の雰囲気だ」と感じたのは、このためだったのです。旅先で思わず出会う歴史の重さに、しばし足が止まりました。

🕳️ 戦時の記憶:信二路防空洞
次に訪れたのは信二路防空洞(しんじろぼうくうどう)。第二次世界大戦中に作られた防空壕で、戦時の指揮所や市民の避難場所として使われていた場所です。

港町である基隆は空襲が多く、こうした防空洞が市内にいくつも残っています。薄暗いトンネルの中に入ると、当時の緊張感がひしひしと伝わってくるようでした。観光地化されてはいますが、歴史の重みをしっかり感じられる場所です。

🗼 基隆タワーから船を見つけた!
忠烈祠から坂と階段を上り、基隆タワーへ。なんと入場無料!日本なら数千円は取られそうなのに太っ腹です(笑)。

展望台に上ると基隆の街と港が一望できます。そしてそこに見えたのは…MSCベリッシマ!あんなに遠くにいても、あの巨大船はひと目でわかります。改めてそのスケールに圧倒されました。タワーを後から写真で見ると「あんなに高かったのか」と驚くほど。

タワー近くには基隆の大きな伝統行事基隆中元祭の中心施設「主普壇」もあり、こちらも見応えがありました。

タワーから下を眺めるとなんとなくゾクゾクしますね。(東京タワーの展望室の一部のシースルーになっている床から下をのぞいた時見たい)


🛳️ 名残惜しい別れ、そして帰船
タワーを後にして基隆の街に戻り、お土産を買っているとあっという間に帰船の時間に。急ぎ足でターミナルへ向かいます。
ターミナルで友人が見送ってくれました。ロンドンで出会い、日本で再会し、台湾で一日案内してくれた大切な友人。「また絶対来るね」と手を振りながら乗船ゲートをくぐりました。

基隆は九份のような有名観光地の陰に隠れがちですが、港町ならではの食・歴史・自然が凝縮された、とても魅力的な街でした。次は時間をかけてゆっくり訪れてみたい場所です。

船内のメインフロアには台湾から乗船してくる新しい乗船客のための避難訓練の場所が天井に映し出されていました。いよいよ明日は日本に戻り宮古島に寄港です。今夜も張り切って夜に楽しもうと思っていたのですが・・・・
→ 第4回:宮古島寄港編へ続く


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